腎臓が悪いと言われたら!?

〜腎臓が悪いと言われたら〜

 腎臓の異常は主には
1)腎臓の働きが落ちている
2)血尿が出る
3)蛋白尿が出る

の3つに分けられます。
 原因は様々ですが症状や治療方法が共通の事も多く慢性化した場合慢性腎臓病(CKD)と言ってひとくくりにします。
 
 重くなる前に医療機関(かかりつけ医、腎臓内科医、泌尿器科医)を受診しましょう。具体的には下図を参考にして下さい。
 
 医療機関に行く時には以前の検診や人間ドックのデータをまとめて持って行きましょう。 診療の時に非常に参考になります。 

 なお医療機関での検査は、
@検尿
A超音波といった簡単なものから、
B24時間畜尿検査
CCTやMRなどの画像検査
D腎血流の測定などがあります。
一番の決め手は腎臓に針を刺して細胞を採取する
E腎生検などです。


*注:腎機能はeGFRで表されます。年齢とともに低下しますが一般に50ml/min以下で腎臓専門医の受診が必要です。70才以上の方でもeGFRが40ml/min以下は異常です。